晴れたら、行こうと思っていた場所があった。
雨が続いたり、予定が入っちゃったり、でなかなか行けずだったけれど、ようやく条件が整ったと思ったら、もう3月になってた。
■旅の目的
①ホームから海が見えるJR湯川駅
②湯川温泉で温泉三昧
■行程
新大阪駅7:34発 くろしお1号 ~ 紀伊勝浦駅11:40着
紀伊勝浦駅17:11発 南紀8号 ~ 松阪駅19:37着
松阪駅19:46発 近鉄特急伊勢志摩ライナー
■カメラ
いつものRX100M7ではなくて、LUMIX S5
今回の写真は、以下の設定で撮ったJPEG画像(一部の写真のみ水平の調整、露出調整しています)
アスペクト比4:3 ホワイトバランス 太陽光(A:1 M:1)
ISO AUTO(100~3200)
コントラスト+1、ハイライト+0.5、シャドウ-1、彩度+1、シャープネス+0.5
フォトスタイル L.クラシックネオ
そして、L.クラシックネオの設定で、色相+0.5、粒状 中、カラーノイズ ONを追加
【使ってみての感想】
フィルムカメラっぽい雰囲気を出したくて、『粒状:中、カラーノイズ:ON』という設定にしたけれど、ちょっとくどすぎたかなあと反省している。
春の気配がもうそこまで来ているうえに、20度近くまで気温が上がると予想された土曜日。
白浜温泉へ行く人で賑わうんだろうなと覚悟していたけれど、その予想の遥か上を行くカオスな車内に白浜までのおよそ2時間半、僕はひたすら「無」と化していた。
リュックに入れた読みかけの単行本、必要なかったなあ(笑)
ずっと海岸線を沿うように走るから遠いとは思っていたけれど、座りっぱなしの4時間はしんどい。
紀伊勝浦駅の階段を下りた先にある観光案内所でレンタサイクルの申し込み
電動ではない、普通のママチャリ3時間1000円(くろしおの特急券提示で200円引きです)
湯川温泉への行き方をレクチャーしてもらい、まずはその道中にある勝浦漁港で春の海を感じる。
春になると海が見たくなるんですよね。

noteで熊野を発信されている方がいて、その方をフォローしているんだけど、その記事の一つがこれ。
そしたら行ってみたくなる、湯川温泉。
それと気になってた駅の一つにJR湯川駅があって、ただ無人駅&ローカルなJR湯川駅で乗り降りするよりはひと駅隣の紀伊勝浦駅を拠点に自転車移動が便利なわけです。
まずは1件目。
浴槽一つの公衆浴場なので、いちどに7~8人も入ると少し手狭に感じる。
国道42号線沿いの便利なロケーション、人気のほどがうかがえます。
JR湯川駅に行く時間が迫っていたこともあり、少し早めに温泉をあとにした。
昔は特急も停車していたので、かなり長いホーム。
今はおもに2両編成の各駅停車の電車が1日に上下線10本ずつぐらいが発着する無人駅。
ここでしばしの撮り鉄時間。
これが楽しみで来てんだもん(笑)
はじめは砂浜から撮って、最後はホームの上からの約1時間。
2件目の温泉がこちら。
人が少なかった時間のおかげもあってか、ここは良かった。
浴槽から溢れっぱなし。
カランから温泉出っぱなし。
そしてすぐのぼせがちな僕でも長湯できる少しぬるめのお湯。
特急で4時間かけて来た甲斐あり!だった。

かなり遅めの昼食は、勝浦漁港に戻っての、にぎわい市場で。

さきほどの、noteでもおすすめだった純喫茶ユータウンでクリームあんみつ
もちろん、帰りも特急くろしおという選択もあるけれど、駅メモ!の『新駅』を稼ぐためもあって特急南紀で三重経由の帰阪。
今回の旅カメラはどうだったのか?
記事にした過去の乗り鉄の旅には、SONY RX100M7をメインに選んできた。



貧乏性なのでミラーレスをリュックに放り込んでいたけれど、やはり身軽さに優るものは無くて、結局ミラーレスをわざわざ取りだす機会はほとんどないままに帰宅となってしまう。
もう僕の旅の相棒として欠かせない存在になっていると言っても過言ではない。
なのに、今回はなぜRX100M7ではなくてLUMIX S5だったのか?
しかもRX100M7は自宅に置いてきた。
レンズは2本持ち出した。
S 20-60mmとS 70-300mmだ。
砂浜からの距離感が今ひとつわからなかったことが、望遠レンズを持ち出した理由だ。
結果から言うと無くても良かったし、でもそれは経験値ということでいいかな。
それともう一つの理由として、先日、70-300の試写に出かけた際、露出を間違えてしまった数枚のデータがあって(それはRX100なら現像で救うことすら難しいだろうと思われるレベルだったのだが)、RAW現像で簡単に救えた時にセンサーサイズの違いを強く認識してしまったことがある。
1インチとフルサイズの違いはやはり大きい。
ただ、今回は温泉巡りも目的だったからタオルを最低でも三枚、そして朝晩の気温差が大きいから温度調整の衣服も必要だよね。
RX100とちがって、リュックの大きなスペースを占めることから、”念のため持っていこう”と思うものを削る必要はあるだろう。
乗り鉄の旅には、「身軽」というキーワードは必須だと思うし。
当たり前だけど身軽さでは圧倒的にRX100。
ただRX100があまりにも便利すぎて、写真を撮る楽しみを感じさせてくれるのは間違いなくS5。
取捨選択は、目的地次第なのかな。
今回は移動距離は長かったものの、移動時間に追われることはなかったから、S5を振り回せたとも思う。
(SIGMA fpに手振れ補正が付いてて、ローリングシャッターが無ければ悩みはもう少し減ると思うのだがw)
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