”FUJIFILMのカメラが欲しい”
周期的にそんな欲求が湧き上がってくる。
思い返せば、X-H1を手放すとき、もうFUJIFILMとはお別れだな。
そう心に決めたはずなのに…それ以降も何度かFUJIFILMのカメラを手にしてきた。
ただ結局、またサヨナラするんだけど。
この2年ほどの間に、カメラ市場のFUJIFILM熱は沸騰を続けていて、かつてのように新品はもとより中古ですら、気軽に購入できなくなっている。
”Xシリーズのクラシックなデザイン(レンズを含む)”
”感覚的に操作できるダイヤル群”
”そして、みんな大好きフィルムシミュレーション” …etc
FUJIFILMのカメラが持つそんな特徴があるから想いがいつまでも未練たらしく残っていることに加えて、FUJIFILMをメインにしていたあの頃が一番写真に情熱を傾けていたから、たぶんその頃を懐かしく思う気持ちがさらにその想いに拍車をかけているんだろう。
にもかかわらず、LUMIX S5やSIGMA fpを放り出してまで、たとえば、X-T5を手にしたいとは思えなくて。
(既存のものを残したまま、X-T5を変える財政的余裕がないのが悲しいw)
…と書きつつ、全とっかえ覚悟で臨んだX100Ⅵの抽選、結果は見事にハズレw
まあ、それはさておき、高い高いXシリーズへの物欲が多少は紛れるかと思い、FUJIFILMの古いコンデジを買ってみた。
発売日 | 2008年3月 |
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有効画素数 | 1200万画素 |
センサーサイズ | 1/1.6型CCD |
焦点距離 | 28~140mm 光学5倍ズーム |
F値 | F3.3~F5.1 |
サイズ | 97.7×58.9×23.4 mm、170g |
はっきり言って唸るようなスペックは無い。
あえて言うなら、CCDセンサーぐらいかなあ。
でも、このころのカメラって、IXYもそうだけど、なんか妙にいい色出すんだよなあ。
電源入れて、撮影できるまで3、4秒。
GRのようなスナップシューターにはなれない。
けれど、GRには出せない色をはじき出してくれる気がする。
ちなみに、このカメラは色調が3種類から選べます。
・F-スタンダード
・F-クローム
・F-B&W
富士フイルムのカメラで、クロームって名前が付くと、クラシッククロームを連想しますが、正直全く違う色調。
今回の写真はすべて、そのF-クロームなので、違うことはわかりやすいかと。
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