RX100と行く|JR赤穂線

■2024年11月30日(土曜日)
■行程:新大阪-播州赤穂-日生-西大寺-岡山-(JR山陽本線)-姫路-新大阪
■camera:SONY RX100M7(PENTAX17も持参)

赤穂線(あこうせん)は、赤穂線(あこうせん)は、兵庫県相生市の相生駅と岡山県岡山市中区の東岡山駅の間を瀬戸内海に沿って結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。

 今回も『乗りつぶし』がメインの目的。
昨年から始めた「乗り鉄活動」、岡山を起点に津山線や吉備線、姫新線にも乗った。
岡山から大阪に戻るときに、計画時点では赤穂線で戻ろうかと思ったりするも、ほぼ座っているだけとはいえ、旅の終わりには疲労感が漂ってしまい、大人の財力(新幹線)を使ってしまうのがこれまで。
ここはやはり、赤穂線を目的とせねばなるまい。
 

 赤穂線が目的なら、姫路まで、いやいっそのこと相生まで新幹線という選択肢はもちろんあったが、山陽本線も姫路以西に乗った記憶がなかったから、今回は新快速で。
 JR西日本が誇るスピード電車、新快速には「播州赤穂」を終点とするものがある。

 

日生へ

07:53 新大阪発
09:42 播州赤穂着
10:05 播州赤穂発
10:21 日生着

日生で途中下車をする目的は、「カキオコ」だ。
穏やかな瀬戸内海に面した、この町は昔から牡蛎の養殖で有名な場所。
焼き牡蛎や蒸し牡蛎の食べ放題だけではなく、お好み焼きの具材として牡蛎を、そしてそれを町おこしに使おうという発想が面白い。
公式ホームページまであるんだから。

 お好み焼きも牡蛎も大好きなので、ずっと来たかったんですよねえ。


播州赤穂に近づくにつれて、うっすらと記憶がよみがえる。
確か高校生の頃、入っていたクラブ活動の一環で赤穂に来た記憶がある。しかも電車で。
それなら、乗りつぶしにこだわる必要がなかったけれど、交通費節約できたからよしとしておこう。

10時半では少し早いので、腹ごしらえも兼ねて、あの山の上に行ってみる。

結構な急坂に登り始めたことに少し後悔した頃に、展望台に到着。
雲が多くて抜けるような景観が広がっているわけではなかったが、それでも低山とはいえ山の上からの景色は気持ちがいい。
下山したら、カキオコに、ビールだな。


漁港を少し歩いたけれど、猫に出会えなかったのが少し残念。

 

西大寺(観音院)

岡山の、西大寺というお寺が凄いらしい。
なんかそんな記憶が頭の隅っこにあったから、日生に続く途中下車として「西大寺駅」を選んだ。
ただ、何が凄いのか?深く下調べしないまま訪れてしまい、後々少し後悔することになる。

日生から再び赤穂線に乗り込む。
ここから岡山市内に向かってゆくのだが、市内に近づくにつれて乗車率も高くなっていく。
JR西日本が、2022年に発表した「線区別経営状況」の路線一覧に赤穂線は含まれてはいない。
しかし、通学定期利用が約6割を占める赤穂線はこの先少子化の影響をまともに受けることになるだろう。

西大寺地域は、岡山県岡山市東区にある広域地区である。同区役所の本庁管轄域にあり、岡山市に編入合併した旧西大寺市域に相当する。いわゆる「広義の西大寺」にあたる。 地域の中心市街地は、古くから西大寺の門前町として栄え、毎年2月に同寺院で開催される日本三大奇祭の一つ「裸祭」で知られる。(ウィキペディア)

西大寺駅を出て、南へまっすぐに伸びる道を歩いていく。
その途中を東へ。
名所旧跡というよりはむしろこの地域の景観の一つとして存在している。
子供たちの遊び場所になっているあたりがとても好ましい。


”西大寺は凄いらしい”
そう記憶していたのに、改めて調べることなく訪れてしまい、境内の長閑な空気にすっかり満足してしまったために、(風の冷たさに少し辟易していた面もあったが)北側の「千手院」の天井絵等を見逃しすことになった。

西大寺駅から再び赤穂線で岡山駅を目指す。
始めは岡山市内で少しのんびりしようと思っていたが、腰痛がぶり返し、気力を失い、早々に帰宅することを選んだ。どうも同じ姿勢で立ちっぱなしは僕の腰には負担が重いらしい。ヘルニアを患ってから山やハイクに行きづらくなったことが寂しい。

 

RX100M7のことを少し

 

今回の写真はお好み焼き以外はすべてRX100M7で撮りました。
現像は彩度を抑え気味に、少しノスタルジック風にしてみた。
小さいセンサーサイズなのに、RAW現像余地が大きくて良き。
24-200mmの画角は、旅カメラとして、つまり記録用としては本当に素晴らしいカメラだと思う。
しかし、しかし、
このカメラで撮る行為が楽しいかと聞かれると…
GRⅢの早い起動力と描写は、街中のスナップにはとても便利。
RX100にしたって、とても便利なカメラ。
贅沢な話、便利なカメラ=撮影が楽しいカメラ&所有欲を満たすカメラ、ではないなあ。
岡山から山陽本線で帰る道中、そんなことばかり考えていた。



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