迷走の極み? X-E4を買ってFUJIFILM Xシリーズへの復帰を果たす

タイトルにあるように、要は、FUJIFILMのX-E4を買いました!

という内容ですが、僕は僕なりに右往左往した結果のことなので、いつものようにグダグダと言い訳を書き連ねてゆこうと思います。

 

つい先日、PanasonicのGX1とマクロレンズ30mmの記事をUPしました。 実は、この組み合わせを買うには伏線があったのです。

 

LUMIX G macro 30mmを使うために、LUMIX GX1を買った
以前、望遠レンズが欲しいという記事を書いた。 果たして本当にそうなんだろうか? 自分がとりたい絵は、望遠レンズで賄えるのか? なんだか不安になってきた。 というのも、Ai Nikkor-micro 55mmを使ったと...

 

当初、フルサイズで望遠もしくは中望遠マクロでしょ?とばかりに東の保湿庫様へLeicaX2を献上して、代わりにNikkor Z MC 105mmを買いました。

これってよくやりがちなんですけど、実際に実物を手にして確認しないままに画像や動画で判断したのが間違いで、届いたレンズの大きさに正直慄いてしまった。

想像よりも一回りは大きい。

『あ~これは無理。』 あろうことか、そう思ってしまったのです。

 

SONYのα7sを持っていた時も、フルサイズのレンズの大きさには辟易することがあったことをすっかり忘れていた。

元来、大きなカメラ(&レンズ)を振り回すのが好きじゃないんで、本当は僕にはせいぜいAPS-Cがお似合いなんだろう。

届いたばかりの、105mmのレンズとZ6 24-70mmレンズキットを、Z fcに変えてしまったほうが幸せになれんじゃないか?、とまで考えた。

 

しかし、Z6 +24-70mmは、そう簡単に手放せないぐらいに好きなんだよなあ。

Sラインの写りがああだこうだと語れる知識など持ち合わせていないので、観念的な表現になってしまいますが、あの大きさと抜けの良い写りのバランスが僕にはちょうどいい。

最初は、沈胴式のレンズが面倒だと思ったけれど、それにはすっかり慣れたし。

そしてここがいちばん肝な部分だけど、今またいろいろカメラをとっかえひっかえしているけれど、それができるのは、Z6の存在が大きいと思っている。

なんだかんだ言って、カメラ選びの最後の砦として、Z6+24-70mmf/4 Sがあるからこそ、いろいろなことを試せていると自覚している。

でも、いや、だからか?

おそらく今後のZレンズの選択肢の一つは、24-70mm/f4、このレンズの大きさになりそう。

このレンズより小さいから問題ない。

このレンズから少し大きいけどまあ許容範囲かな。

あとそれから、フルサイズのレンズは極力現物を確認することをここに誓う。

 

クラシックネガに恋をした

シグマの「パウダーブルー」が好きだと書いた。

Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8Sを購入しました
最近、というか一昨日(3/8)から突然、sigma fpが叩き出す「パウダーブルー」なる色が気になって仕方がない。 見事にツボにはまる色味。 SIGMAさんのことだから、過去のdpクワトロとかでもファームアップで使えるんじゃなかろうか?...

 

しかしそれよりもずっと気になっていた色があった。

それが、クラシックネガ。

言わずと知れた、FUJIFILMの誇るフィルムシミュレーションの一つ。

極力見ないようにしてたんです。

いまさらどの面下げてFUJIFILMのカメラ(ここでは、Xシリーズのこと)を手にしようとしてんだ?

僕の頭の中で、悪魔がそう言うんだ。

だけどね、少しハイキー気味のクラシックネガは、見かけるたびに気持ちが高まる一方だ。

 

近頃、マイクロフォーサーズのカメラとレンズを半ば強引にコンデジのようだと思って使っている。

そして案外にそれが気持ちが良いのです。 そりゃ、あたりまえだよなあ(笑)

で、Xシリーズへの裏切りを罵る悪魔が、片方で、こう囁く。

『X100Vなら、コンデジだし、クラシックネガ使えるってよ』

 

X-E4にした理由

 

 

そして悪魔の声に導かれるように、『これはないわ~』そう思った、MC 105mmのレンズは売っちゃおうって気になったからいけない。

近いうちに買うであろう(?)Z fc用に置いていた、28mmSEと40mm。

この3つを売れば、そこそこの元手にはなってしまう。

一度そう思い始めたら坂道を転がるのは早い…そうとても速いんだ…

 

ところが、改めて値段を調べてみると、X100Vの高いことよ。

いくらなんでも高すぎる。

この金額を出すなら、Nikkor Z 14-30mm f/4 Sを買う方が幸せになれるに決まってる。

なんなら、フォクトレンダーの15mmにLeicaMマウントアダプタを買ったって良い。

あとそれから、X100シリーズの画角が今の僕にはどうも中途半端と言いますか…

GM1+LEICA DG SUMMILUX 15mmの組み合わせが、フルサイズ換算30mm。

GX1+G MACRO 30mmの組み合わせが、フルサイズ換算60mm。

そこに、X100Vがフルサイズ換算35mm。

これって、どうよ?

 

そして金額と画角を考えると浮上してきたのが、X-E4。

妥協の産物とまでは言わないけれど。

 

富士のカメラはやっぱりカッコいい

 

X-E4、なんか質感下がったよなあ。

Eシリーズは、1~3まで全部使ってきたけれど、この4が一番安っぽく感じた。

今時この価格(10万円切る実勢価格)で新品を手にするためにはコスト下げる必要があるから仕方がないんでしょうけど。

 

XF35mmF1.4を選んだ理由

 

X-E2 + XF27mmF2.8(旧レンズ)

 

X-E4を、コンデジのように使うことを考えたら、XF27mmF2.8あたりが大きさ的には手頃なんだろう。

これを選ばなかった理由は、ただひとつ換算41mmが引っかかった。

はっきり言って苦手な画角だと思い込んでいる。

それと過去写真を振り返ってみても、XF35mmF1.4の写りはかなり好きだ。

 

X-E2 + XF35mmF1.4

X-E2 + XF35mmF1.4

 

フルサイズ換算53mmは、今の手持ちの隙間を埋めることにも、また、現在の年相応の視野角の狭さにも対応できるよね?

 

 

付属のレンズフードじゃないほうを選択した。

 

 

しかし、一番好きなレンズは、XF18-55mmなんですよねえ。

本当、キットレンズに採用されているとは思えないぐらい良いレンズ。

それにしなかった理由は?

うん?なんだろう(笑)

 

当分の間、クラシックネガ専用機として活躍してもらうつもり。

クラシックネガに飽きた時が少し怖い気もする。

 

 

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