昨今のカメラ事情について

今年も春が来た。

 

例年であれば、断捨離風がやってくるタイミングなのだが、今年は大丈夫そうだ。

 

春になると、なぜか断捨離したくなってしまう
ここ2年ほど、春になると僕の頭の中に『断捨離の風』が吹き荒れるようになってしまった。 大袈裟な表現かもしれないが、わざわざ『吹き荒れる』としたのは、実際に断捨離後は、部屋の中がすっきりとするからだ。 キャンプ道具、山道具、ア...

 

というのもそれには理由があって、これから昨今の(僕の)カメラ事情について話そうと思う。

 

 

もういきなり最初からぶっちゃけてしまえば、あれほど愛を語っていた、Nikon Z6はもう手元には無い。

 

 

 

メインは、マイクロフォーサーズ

 

今年早々に、LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mmというレンズを買いました。

 

もう少し先の世界を切り撮りたい!と願った結果…新しいレンズを買いました。
今の持っているレンズで、一番遠い、望遠距離は280mmです。 Lumix G VARIO 14-140mm ↑ 僕が持っているのは、Ⅱではなく2013年発売の古い方です。 街撮りから、最近嵌りつつある鉄道写真まで、カバ...

 

フルサイズ換算100-400mmをカバーするレンズです。

このレンズ自体、手振れ補正が付いているけれど、手振れ補正無のボディG100では、腕がプルプルしがちな僕には不安を隠せない組み合わせだった。

 

”手振れ補正付きのボディが欲しい”

そう思うまでにさほどの時間を要しなかった。

 

LUMIX DC-G9

 

動画ではなく、静止画寄りのハイエンドモデルだ。

そしてマイクロフォーサーズなのに、異様にデカい。

その大きさは、何回もヨドバシカメラ梅田で手に取って確認をした。

 

確かに大きい。

しかし、コンパクトボディのG100と違い、操作性は確実に良い。

 

これなら多少腕がプルプルしようが、安心して望遠レンズを振り回せる!、はず?

 

グッバイ!Nikon

 

おそらくこれまでの僕なら、代わりにG100を手放したであろうし、実際当初はそのつもりでいた。

中古相場でかなりお安くなっているとは言え、G9を買い増しするつもりは毛頭なかったから。

ところが、G100をあっさり手放せない僕がいた。

G9があまりにも大きいので、旅や出張に持っていくことは躊躇ってしまう。

つまり、G9とZ6の2台体制はかなり不便な構成になる。

なによりこの先、Z6を持ち出す機会はかなり減るであろうことは予測されるし(レンズ構成があまり魅力的じゃない&お高いから)、そしてフルサイズセンサーが今の僕にはさほど必要でなくなっていることもあり、Nikonにサヨナラを言うことにした。

 

購入から10か月が過ぎてもなお、Nikon Z6への愛は変わらない
昨年の11月、Nikon Z6を買いました。 (正確には、Nikkor Z 24-70mm f/4 Sとのレンズキットセット) それから、10か月が過ぎたけれど、Z6は変わらず僕の手元に残ったまま。 コンデジを...

あれほど愛を語っていたのに…ごめんなさい。

 

 

趣味枠のカメラ

 

趣味枠?

なんだ?それ?

ですよね。

 

これまでたくさんのカメラを手にしてきた。

防湿庫がカメラで溢れてしまったこともあった。

 

保湿庫が、カオスになっていた件についてひとまず反省してみる
東の方にある、いつもいつも大変お世話になっている保湿庫さんではなく、我が家に鎮座している保湿庫が気づかないうちにちょっとカオスな状態になっていた。 いや、実際には『気づかないうちに』ではなく、『気づかないふりをしていたら』が正しい… ...

 

そしてしばらくすると、

”道具は使いこなしてこそ”

とか

”使わないカメラを持っていても仕方がない”

とか

”断捨離風が吹いた”

とか言っては手放してきた。

 

でも、ようやく気がついた。

 

  • 『FUJIFILMのカメラは操作性が良い』(だから、持っていたい)
  • 『時々、ネットに流れてくるFoveonセンサーは気になるよね』(だから、持っていたい)
  • 『GRの瞬発力は、他のデメリットを凌駕するよな』(だから、持っていたい)

 

ただ持っているだけで、物欲を封じ込めることができることに気づいたんだ。

だからこその、趣味枠。

 

…いやいやいや、おかしいだろうという気持ちはいっこうに無い。

むしろ、もう少し早く気がおけば、これまでの無駄遣いをもっと減らすことができたはずなのだ。

 

SIGMA DP1 merrill

 

2012年に発売された、28mm相当の単焦点コンデジ。

以前Quattroを持っていたが、奇抜すぎるデザインが不便すぎて早々に手放した苦い思い出がある。

だから、オーソドックスなデザインのmerrillにした。

merrillには、45mm相当のDP2や75mm相当のDP3があるけれど、あえてのDP1を選んだ。

 

 

FUJIFILM X-T3 + XF18-55mm

 

かつて幾つかのXマウントレンズを使ってきたけれど、一番好きだったのがXF18-55mm。

27mmから84mmまでをカバーしつつ、画質も良くて、手振れ補正付きなのに案外に軽い。(310g)

このレンズと、ダイヤル操作が楽しいボディの組み合わせがあれば、保有欲は満たされる。

Tの一桁シリーズは、T2を使っていたことがあって、その使い勝手の良さは十二分に理解している。

ボディ内手振れ補正が付いたT4もいいなと思いつつ、バリアングル液晶ばかりになってしまうのが嫌で、T3を選んだ。

露出、シャッタースピード、ISOをダイヤル操作できるなんて本当に素晴らしい。

 

 

 

RICOH GRⅢx

 

頑なに、28mm単焦点コンデジという名を死守してきたGR。

そのGRから、40mm単焦点コンデジという派生モデルが出るというニュースを聞いた時、欲しいと思ったし、ずっとその気持ちを持ち続けていた。

少し古い型のGRで、35mmや50mm相当のクロップでいいじゃんという気持ちもあったけれど、面倒と言えば面倒で、かと言ってそう簡単に買える金額でもなく、ずっと悩み続けていたカメラだった。

 

 

FUJIFILM NATURA CLASSICA

 

時々、フィルムカメラを使いたくなる。

かと言って、以前のように大きいカメラを使う気はなくて、コンパクトカメラで十分。

ESPIOはあるんだけど、かつてのお気に入りだったNATURA CLASSICA。

とても程度の良さそう、そして良心的な金額でメルカリに出品されているのを見つけてしまって、その場でポチっとな。

箱から付属品まですべてきれいに揃っていました。

いやあ、いい買い物だったw

 

今回のファーストロールはまだ撮りきっていないので、6年ほど前に使っていた頃の写真

 

で、この先どうなる?

 

これまでの経験から言って断言できないけれど、今はPanasonicのマイクロフォーサーズでそれなりに満足している。

  • それなりに大きい物もあるけれど、やはりコンパクトなレンズ群
  • パナライカと揶揄されようが、やっぱりLeica基準のレンズが使える悦び
  • 案外に素直なRAWデータ
  • シネライクとL.モノクロームが今はとても好み
  • ハイエンドモデルのG9でも、オートフォーカスが前後にズレがちなのが嫌
  • できればもう少しボディデザインに凝って欲しい

 

現状、マイナスポイントよりもプラスポイントの方を大事に感じているのでしばらくはこのままメインに使っていくつもりでいる。

 

鉄道とか撮るときは、シャッタースピードを弄りやすいX-T3の方が便利かなと思うから、望遠系レンズを追加したい欲は少しあるけれど、今のところはまだその程度。

 

だけど、

1年後とは言わず、半年後どうなっているのかは僕にもわからないw

 

●手放したカメラとレンズ

Nikon Z6 24-70mmレンズキット

Nikkor Z 40mm F2

X70(ワイドコンバージョンレンズなど3点を含む)

Panasonic G 42.5mm F1.7

LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7

Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4

 

 

 

 

 

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