フルサイズへの回帰

 

 

恒例の長い言い訳

 

乗り鉄&撮り鉄、そして旅用に、SONY RX100M7。

散歩のお供&(主に街撮り)スナップ用に、RICOH GRⅢx。

そして、京都専用(?)に、FUJIFILM X100V。

コンデジとはいえ、とても贅沢な3台編成を組んでいる。

 

これに加えて、ミラーレスカメラが1台。

それまで持っていたG100とG9を、同じPanasonicのG99D1台に置き換えたばかり。

Panasonic DC-G99Dを買った
僕程度の、撮り鉄趣味にはRX100M7でも充分に過ぎること。 スナップには、GR3xが便利だよってこと。 それになにより、この二つのコンデジなら2台持って出かけても苦にならない大きさと重さ。 おのずと、G9...

 

買ったものの、持ち出す機会がほとんどないまま。

 

しかし本当に、ミラーレスが必要なのか、その確信を持てないままG99Dに置き換えてしまった。

(この時にはG9の後継機種が出るなんて全く思いもしなかった…ほんとまさかだ。)

 

さてマイクロフォーサーズの利点は、レンズを含めたコンパクトなシステムにあると思っている。

オリンパスのメニューUIにどうしても馴染めなくて、僕にとってのマイクロフォーサーズのカメラはパナ一択になる。

G99Dに置き換えたのも、手振れ補正の付いた本体で、シネライク系の色が楽しめて、できる限り軽いカメラを望んだ結果だ。

それでも約533g(バッテリー等含む重量)。

大変人気のあるFUJIFILM X-T5は、約557g、SONY α7cに至っては、フルサイズにもかかわらず約509g。

Panasonicにはもう少し頑張って欲しいなとつい思ってしまう。

 

これまでさんざんカメラをとっかえひっかえしてきたけれど、コンデジ3台体制になってようやく長かった僕のカメラ探しの旅も終わりかなって思えた矢先、ミラーレスの取捨選択だけが課題だった。

必要なのかどうか?も含めて。

 

 

JPEGの色味

 

去年あたりから、カメラ撮ってだしの色味が気になって仕方がない。

GRはネガフィルム調、X100Vはクラシックネガ、それが選択ポイントのひとつだったことは間違いない。

そしてPanasonicのカメラでは、シネライク系の色味が好きだ。

(シグマのパウダーブルーも気になっているし、ソニーのクリエイティブルックってどうなん?)

 

GR3x『ネガフィルム調』

富士フィルム『クラシックネガ』

LUMIX 『シネライクD』

 

カメラ内部での画像処理方法も含めて、撮ってだしの画像は、下手なRAW現像よりもはるかに良い場合が多い。

ここ最近は、本当にRAW現像に費やす時間が極端に減ったもんなあ。

 

色味の面からミラーレスの取捨選択を考えると、Panasonicを捨てきれない一番の理由はシネライクがとても好みだということに尽きる。

もしも、RX100M7と同等の性能を持ち、シネライクが使えるコンデジがあったなら、悩む必要はないんだけど…

Panasonicさん、そんなコンデジ出しませんか?

 

 

で、センサーサイズどうする問題

 

”いくら色味が良いと言っても、いずれ飽きるかもしれない。

もっと好みの色味が他のメーカーから出るかもしれない。

そう考えると、ミラーレスを残す必要は無いよなあ。

しかも、APS-C2台あって、あえてのマイクロフォーサーズなんて。”

 

そんなこと考えてはいけない。

考えちゃいけないのに、考えてしまったからややこしい。

そう、Panasonicにもフルサイズカメラがある。

 

 

でも、お金も大事

 

今年、LUMIX S5M2という機種が発売された。

フルサイズ、S5の後継機種。

しかし、ミラーレスをサブ扱いにしようとしている者にとって、新機種である必要は1mmもない。

そう、S5で十分なのだ。

 

・G99D

・G VARIO 12-60mm

・G macro 30mm

・LEICA DG VARIO ELMARIT 50-200mm

・LEICA DG SUMMILUX 15mm

これらマイクロフォーサーズ一式と

・S5 標準ズームレンズキット

・LUMIX S 50mm F1.8

これを交換すると、お釣りが出ることを知ったからもう止まらない。

 

 

LUMIX S5 外観

 

GR3x

GR3x

GR3x

 

グリップの上で、ホワイトバランスやiso、露出補正をそれぞれ専用のボタンで変更できる有難さは、G9ですでに実感済み。

 

G9と比べて、重さは増えているが、サイズがひと回りダウンしているのは驚いた。

サイズダウンしているとはいえ、フォーサーズに対してレンズが大きく、重くなるから、結局はフルサイズ=大きい&重いという昔ながらの公式が成り立ってしまう。

その点、SONYは小さくて軽いよなあ。

もう少し何とかなりませんか?Panasonicさん。(3回目のお願い)

 

キットレンズの作例

 

購入時のキットレンズは、S 20-60mmF3.5-5.6

 

なんとなくネガティブな評価をここまでしてきたS5だけど、実際に撮ってみるとG9のそれとはまったく違うヌケの良さに参った。

そしてキットレンズと思えん解像度。

撮って初めて実感する本体とレンズの良さは、けっしてスペック表からは読み取れない。

 

 

それでも隣の芝生は青い

 

LUMIX S5じゃなきゃいけない理由はない。

ましてや、軽さや大きさにこだわるならば、SONY α7cⅡが、デザインならば、Nikon Zfが。

悩みという名の物欲は止まらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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