さすがに、これではまずいと思った。
あまりにもカメラが多すぎる。
僕の腕は平等に2本しかないし、なんなら左の指でシャッターを押せるほどの器用さは持ち合わせていないから、シャッターを押せるのは1台だけだ。
カメラやレンズをたくさん運べるバッグを持っていないし、むしろいかに荷物を少なくするべきかを考えないといけない小さなバッグが好きなぐらいだから、持っていける数には限りがある。
だから、少しだけカメラを減らしてみた。
それでもまだ多い気はするけれど…
FUJIFILM Finepix F200EXR
例に漏れずこのカメラを手にしたきっかけは、いつものこのYouTube。
2009年製、光学5倍ズーム、1200万画素…スペックを並べ立ててもあまり意味がないくらいのオールドデジカメ。
ところでこのカメラは、
電源入れている間ずっと、ジージーと音がしてるし。
昼間は液晶見にくいし。
ズームはステップじゃないから使いにくいし。
「なんとなくいい空だよなあ」って思って撮った写真は必ずピンボケしてるし。
実際、減らすカメラの筆頭候補だった。
ところが、手にぴったりと馴染むフォルムがそれを踏みとどめた。
撮影モードは、EXRモードの、EXRオートで撮っている。
フィルムシミュレーションは、ほぼPROVIA一択。(他に、Velvia・ASTIA・B&W・セピアあり)
で、EXRモードは何?
以下マニュアルから転記
”撮影環境や目的にあわせてインテリジェントに切り換えることにより、あらゆるシーンでバランスのとれた高画質写真を撮影できます。
F200EXRに搭載されている「スーパーCCDハニカムEXR」では、ひとつのセンサーで[高解像度]、[ワイドダイナミックレンジ]、[ノイズの少ない高感度]の3つの撮像技術を実現しています。”
つまり、
細部までくっきり撮影できるよ
高感度時のノイズを低減するよ
白とびを抑えて諧調残すよ
ということですよね。
しかも、
「EXRオート」にしてたらカメラが最適解を選んでくれるというわけ。
処分はいつでもできるんで、しばらくこいつと一緒に遊んでみようと思った。
このカメラの実力は、液晶の再生では分かりにくい。
PCやiPadに取り込んでみれば、思いのほかシャープに写っていることに驚く。
以下、作例多めに。
取り込んでみないと、ちゃんと写っているのかわからないことが多いカメラですけど、さすがいい色を叩き出すようなあって思います。
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