24mm単焦点レンズを購入した理由を述べよう

これまで一眼レフにせよ、ミラーレスにせよ、単焦点レンズを運用する機会はどちらかといえば少なく、ぶっちゃけ現場でのレンズ交換が面倒くさいという側面もありつつ、ズームレンズの便利さが勝ってきた。

そして偶然といえば偶然に、過去使ってきたズームレンズはワイド端24mm(フルサイズ換算)が多かった。 そのうえ、ズームレンズ付けているくせにワイド端ばかりで撮ることも多々あり。 つまり、自分にとって標準レンズ(標準画角)は24mmという感覚が染みついている。

最近ようやくそのことに気がついた

GRの28mm、X100シリーズの35mmがどうも自分の中で嵌らず、手放した過去の理由は『画角』かもしれない。
世間一般に言われる標準レンズ、35mmとか50mmって、僕の感覚にはスコーンと落ちてこない。

「35mmはなぜか狭く感じてしまう」
「50mmは逆に広く感じてしまう」

だから35mmではなくて、24mmがいい。
だから50mmではなくて、70mm前後がいい。
そうなっちゃう。

実際、24mmは広いし、端っこはゆがむ。
でも僕はこの広さの中に占める「余白」が好き。
歪みなんてさほど気にならん。

僕はこれまで数多くのカメラをとっかえひっかえしてきた。

しかしそれは愚行だった。
僕のような奴は、カメラではなく使いたいレンズを中心に考えるべきなんだ。

それはつまり使いたい画角のレンズ。

RX100M7を愛しているのは、ワイド端が24mmだから。
これがもし、初代やM2のように28mmスタートだったら、これほどの愛を注ぐことなかった。(と思う)

Contents

さて、そうなると24mm単焦点レンズを使いたくなるのはごく自然なこと(謎理論)

フォトヨドバシ様は、「Kさん」を代表としてその写真のすばらしさが目に痛い(笑)のだが、メーカーごとにそのレビューが見やすいページ作りが有難い。
レンズならば、広角・標準・望遠・高倍率・マクロといった括りで分けてくれている。
24mmは広角単焦点をクリックすれば、マウントごとの一覧表が出てくる。

すべてのレンズがカバーされているわけではないが、メジャーなレンズはほぼ網羅されているんじゃなかろうか。

『24mm単焦点』

『F値は明るい方が良い』

『できるだけコンパクトで軽い方が良い』

『しかし、MFオンリーのレンズは避けたい』

『防塵防滴とか、手振れ補正は有るにこしたことがない』

そんなレンズは無かろうか?
そうやって探している時間がイチバン楽しい(笑)

①Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

②FUJIFILM XF16mm F2.8 R WR

③Sigma 24mm f3.5 dg dn

④SONY E 15mm F1.4 G(APS-C前提、それも23mm)

⑤smc PENTAX-DA 15mm F4ED AL Limited(これも24mmより僅かに広い)

このあたりのレンズが候補だった。


Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0を買った理由

僕の撮影場所の多くは街なかだ。 人の視線が気になるのでできるだけコンパクトなシステムが理想。 そうなると自ずと、APS-Cかマイクロフォーサーズ対応のレンズを中心に考えることになる。

Olympusか、FUJIFILMか、SONYか。

こう書くと仰々しいが、結局選んだ理由は一番小さくて軽いレンズだったから。

もちろん、レビュー等を参照にその描写も見まくったうえでの判断。

Olympus M.ZUIKO ED 12mm F2.0実写レビュー

ED 12mm F2.0XF16mm F2.8E 15mm F1.4 G
メーカーOlympusFUJIFILMSONY
マウントマイクロフォーサーズXマウントEマウント
最短撮影距離0.2m0.17m0.2m(AF時)/0.17m(MF時)
手振れ補正×××
防塵防滴×
最大径×長さ56×43mm60×45.4mm66.6×69.5mm
重量130g155g219g

レンズだけでは写真は撮れない

当たり前っちゃ、当たり前。

1月早々に、大層なことを言ってカメラを売却したばかり。 ほんと、どうすんの?

オリンパスのレンズを買ったということは、マイクロフォーサーズのカメラを買わないといけない。
マイクロフォーサーズは言わずと知れた、オリンパス(OMシステム)かパナソニックが主な選択肢なわけで。
個人的・主観的意見としてオリンパス(OMシステム)のメニューUIが深層過ぎて嫌い。
だけど、カメラデザインはPENとか可愛いのが良いよね。

PEN E-P5とか、フォトヨドバシのレビュー観ると俄然欲しくなる。

しかし、どうしてもファインダーが欲しかったのと、四角いカメラ&手振れ補正付きのGX7mk2にした。

広いし余白多いし難しいが、やはり24mmは楽しいぞ!

・単焦点レンズ&広角レンズだから、もう1歩踏み込んだり逆に下がったりする必要はある。
・主題がわかりにくい。
そんな不便はあるけれど、それを上回る楽しさを僕は24mmという画角から得ることができる。

貴方にとっての標準レンズは、何ミリですか?

sigmaが発表したレンズに動揺を隠せないでいる

さて、CP+前に発表された「BF」という名のカメラ。
カッコいいよねえ、確かに。
しかしそれよりも気になってしまったのが、APS-C専用の『CONTEMPORARY 16-300mm F3.5-6.7 DC OS』

これって、フルサイズ換算24-450mm相当ですよねえ。

一気に心もっていかれました。

ただし、Lマウント・Eマウント・Xマウント・RFマウントのみ。
ということは、このレンズを使うためにはまたカメラを増やさないといけない。

「あのとき断捨離しなければ」
「XF16mmを選んどけば」
まさに、『後悔先に立たず』です。

このレンズを買う気満々で、どのカメラにしようかとこの10日間ほどマジで悩んだ。
ほぼ決めかかっていたけれど、その途端少し冷静さを取り戻した(笑)
なにも慌てて買う必要性はないから。
とりあえず、フォトヨドバシさんのレビュー見てから考えるとしよう。

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