京都に行くキッカケ。「祇園閣特別公開」

重い腰を上げるにも、暑すぎる夏に出歩こうとするにも、人の溢れた京都に行くには何かのキッカケが欲しい。

以前のように、

「ただただ、京都の町を歩こう、それだけでいいや」

そう思えなくなった自分が、ただただ、悲しい。

そんなわけで今回の、京都に行こうキッカケは「祇園閣の特別公開」だった。

 

せっかくなら

阪急電車のプライベースに乗って行こう

少しでも早い時間ならまだ人もそんなに多くないはず

そう張り切って7時台のプライベースに乗ったら、特別公開のスタート時間10時までにはかなりの時間を持て余すことになってしまった。

八坂神社から高台寺へ。

9月29日の京都は、朝から雲が広がってとても蒸し暑かった。

 

京都にはどうしようもなく圧倒されてしまうものが町のあちこちに点在している。

西本願寺の唐門

壮大な知恩院

下世話と言われようが金閣寺だって。

金箔を貼り付けようなんていったいどういう発想なんだ?

そして今回、祇園閣のてっぺんから見た京都の町並みを僕はきっと忘れない。

高さから言ったら京都タワーの方が間違いなく高い。

でも京都タワーから眺めることができる光景は想像の範囲に過ぎない

『高いところから見たらこんな感じだよね』

あくまでもその範疇の出来事。

 

祇園閣からの光景は、目線の高さがちょうどいいの。

『圧縮効果ってこんな感じなんだ!』

知恩院って、こんなに近かった?

あれって、平安神宮の大鳥居?

無事に一番乗りを果たした僕は、たっぷり15分はその景色を独り占めできた。

 

 

 

祇園閣はその内部(またこの壁画が凄いの)から先は一切撮影禁止です。

普段は非公開なので、特別公開を狙うしかありません。

11月の京都モダン建築祭でも特別公開されるようです。

 

 

カメラ FUJIFILM X100Ⅵ

 

 

 

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