昨年の暮れ、こんな記事をアップしました。
その記事は、「未現像のフィルムがまだ手元にあるんだ」という言葉で締めくくってました。
それを含めた3本のフィルムが、年明け早々に帰ってきた。
■camera minolta TC-1
■現像 フォトカノンさん
Contents
Superia Premium 400
フィルムに回帰してから、初めての富士フイルム。
富士フイルムが販売している35mmのカラーネガフィルムもずいぶんと減ってしまいました。
デジタルで、フィルムシミュレーションの数を増やす一方で、実際の富士フイルムのフィルムはそのうちに姿を消してしまうんでしょうね。
『新設計の感光層の特性によりラチチュードを広げることで露光オーバー時でも色をクリアに再現します。また、ニュースーパーユニフォームファイングレイン技術を採用し、感光効率を高めることで、高感度でありながら優れた粒状性を実現。さらに、日本人の肌色をいきいきと美しく再現し、シャープで鮮やかな色再現を実現します。』
大阪 中之島界隈
奈良 宇陀
TC-1を使いこなさない限り、フィルムの差を理解できないかも
TC-1を手に入れてから、すでに6本のフィルムを消化した。
正直いまだに手ブレ写真が多いし、基本、現像は『フィルムの特徴のまま』『明るさ補正なし』でお願いしているので、かなり暗い写真が多い。
TC-1のF値は、3.5をスタートに、5.6、8、16を選択できる。
スナップ的に写すことが多いのでできればパンフォーカス気味に撮りたい。取扱説明書にも書いてあるが、マニュアルフォーカスで距離3m、絞り値を8もしくは16がこのカメラのパンフォーカス設定。
後はシャッターボタンを押すだけだからとても楽チン。
だからついその設定のままで撮ってしまうことが多い。TC-1は電源ONOFFで設定が初期に戻らないから余計にラフにシャッターを押してしまいがちになってしまう。電源のONOFFで設定が維持されることは、これはこれでとてもありがたい。
だけどフィルムの場合一番気をつけないといけないのは、フィルムの感度なのに、それを忘れてしまいがち、つまりフィルム脳になりきれていない。せっかく露出補正が-4〜4までと大きく調整できるようになっているのに、露出への意識がつい疎かになってしまう。
シャッタースピードは、1/500まで。iso400のフィルムで天気のいい真昼間だとシャッタースピードが足りなくなってシャッターが押せない。そうなるとF値を暗くしたり、露出補正をマイナスにしたりするわけです。その時の露出補正のマイナスをそのままほったらかしてしまうんだよなあ。
フィルム脳をしっかりと働かせないといけない。
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