山へのモチベーションが少しずつではあるけれど回復しつつある今日この頃。
そのモチベーションが行方不明にならないうちに、山に行ってきました。
低山ですけど、雪山ハイクです。
■山域 滋賀県賤ケ岳
■目的 お昼ご飯は、『つるやパン』
■登った日 2022年1月22日
雪山ハイクなんて久しぶりすぎて、何を持って行かないといけないのか?服装は? 準備の段階で『?』がたくさんありすぎて疲れてしまった。
前週末に、痛めた腰がなかなか治まらないのがネックだったけど、週半ばから再び訪れた寒波になんとかモチベーションを維持できたまま当日を迎えることができた。
さて、余呉まではかなり遠い。
Yahoo!の乗換案内でも、普通に検索すれば2時間半は優にかかる。
それを1時間短縮する手段は、米原まで新幹線で行くことだ。
いい大人だから、それぐらいのコストを惜しんではならない。
京都を過ぎて滋賀に入ると、車窓から雪景色。
米原から北陸本線の普通電車に乗換、まずは木ノ本駅。
賤ケ岳は2017年以来となる。 標高は、421mだから低山の部類。
しかし、その頂上からは、余呉湖と琵琶湖の景観が楽しめる山だ。
冬場以外はリフトで一気に山頂へ行くことも可能な、かなり初心者向きの山といえる。
まあ、そんな賤ケ岳の山頂で、地元の「つるやパン」のサンドイッチを食べるということが、実は僕のやりたいことリストにあった。
その「つるやパン」さんの本店が木之本にあるんで、途中下車。
北陸本線と名前は立派ながら、走る電車の数はそんなに多くない。
1本逃すとかなりの待ち時間が発生してしまう。
途中下車してしったことで、登り始めは確実に1時間のロス。 それでも2時間あれば、登れるかなあという低山なので、登山以外の楽しみを放り込むことができる。
前回は、余呉湖を半周してからの、飯浦切通し登山口からだったが、かなりの急登なので、この日は江土登山口からのいわゆる尾根道ルートで登ることにした。 前回は下山で利用してかなり緩やかな道だったと記憶していたから。
踏み後はしっかりあるので、まず迷うことはない。
積雪は30㎝以上。
時々、というか登るにつれて、雪を踏み抜くことが多くなる。
木々に積もった雪が頭を直撃する。
でも、それが嬉しい。そして、顔がにやけるのを止められない。
尾根道は緩やかな分、距離が長い。
植林帯を抜けていくため、展望はほぼない。
正直飽きる気持ちが湧かないでもない。
最後にある唯一の急登を登りきると山頂。
それまで展望ゼロだった分、山頂の景色がたまらなく素晴らしく思える。
まあ実際、北には余呉湖、南には琵琶湖を眺めることができる展望は500mに満たない低山にしてはとても贅沢に感じる。
固執してた、「つるやパン」のランチは美味しかったけど、冬場は素直にカップラーメンが良かった気もする。
下山は、飯浦切通し登山口をめざして、急登を下る一方。
ほぼ直滑降に降りる数メートル。
雪がたっぷりある日だっから良かったものの、中途半端な積雪量でその上凍結でもしていたら、かなり怖かったろうな。
下山は30~40分。これはもう雪のおかげ。適度なクッションで気持ち良く一気に下って行けた。
後は余呉湖をぐるっと半周すればいいんだけどこれが地味に長くて辛い。
予想以上の積雪量のおかげもあって、かなり楽しめた。
今シーズンもう一回くらい、どこかで雪と戯れられたらいいなあ。
以下備忘録として。
(服装)
Patagonia ミッドウェイトクルー
Patagonia R1 プルオーバー
Arcteryx Proton LT Hoody
※この組み合わせは、登りでは暑すぎた。途中からプロトンは脱いで登った。
North Face 冬用タイツ
Axesquin フユガレ
smartwool ネックゲイター
Houdini Ken Hat
Mammut Shelter Glove
Salomon X ULTRA MID WINTER CSWP
North Face Alpine Long Gaiter
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