初夏の法隆寺。PEN-Fを持って。

天気予報が外れて、久しぶりに太陽が顔を覗かせた休日。

しなきゃいけない用事があったにもかかわらず、午後から思い立って初めての法隆寺へ。

 

JRおおさか東線ができて奈良がずいぶん近くなった

 

もともと、城東貨物線という名の単線だった路線。

赤川鉄橋という、単線の真横を人が歩いて渡れる橋があって、お気に入りの散歩コースだった。その頃は写真を撮るという趣味がなかったので、ほとんど写真が残っていないのが絶賛後悔中だ。

はるか昔、初めてSL を見たのもこの路線だった。

正直、この路線が旅客線になると聞いた時、まず思ったのは『そんな需要あるのか?』という疑問だった。

むしろ赤川鉄橋が渡れなくなることに軽い憤りを感じていたぐらい。

 

 

ところが、いざ出来てみるとこれがまた案外に便利だったりする。

特に奈良方面へのアクセスがとても便利になった。

これまでは近鉄電車にしてもJR大和路線にしても、乗るにはずいぶん手間がかかっていた。

要は迂回ルートを通る感覚だったのが、このJRおおさか東線のおかげでショートカットできるようになったのだ。

 

今回の法隆寺も、駅から駅まで50分。

いやあ、近くなりました。

 

コンパクト優先で、PEN-Fを持って行った

 

気温が30度を超えそうな時間帯だったこともあり、できるだけ荷物は最小限にまとめたかった。

ポーターの、ウエストバッグに入るカメラは、PEN-F。

レンズは、M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0、同じくM.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.8。

でも、結局最初に付けてた12mmだけしか使わなかった。こんなことをしてるから、コンデジでいいじゃんと思ってしまって、またカメラ選びの迷宮を彷徨うことになるんだなあ

 

 

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法隆寺だけでおなか一杯

 

今年の5月に、子供のリクエストで奈良国立博物館で行われた特別展『聖徳太子と法隆寺』展を見に行った。

それが案外によくて、そういえば飛鳥時代って知識をあまり持ち合わせていないことに気づき、少し勉強してみようという気にさせられていた。

貯まりに貯まっている『ブラタモリ』の法隆寺編を予習がてら見た後だったころもあり、なかなかに楽しめた。

 

 

 

 

もしかしたら、小学生の遠足で来たかもしれないけれど、記憶に残っていないから、おそらく今回が自身初めての法隆寺ということにしておく。

 

  • 13時22分 法隆寺駅到着

  • 13時55分 バスを利用して法隆寺到着

  • 15時49分 法隆寺出発

     

一番暑い時間帯だったこともあり、その全てを見て回ることはできなかった。

全部見て回れなかったことも、レンズ交換しなかったこともすべて暑さのせいにできるから便利だわな。

 

 

法隆寺南大門

南大門から、西院伽藍を望む

 

 

 

換算で、24mmとはいえ、近頃ではほとんど使っていなかった画角なので、「え?こんなに広いんか!」と素直に驚く。見た目以上に広く、遠く写る不思議さに今更ながらに驚く。

 

 

法隆寺 金堂

法隆寺 五重塔

 

 

 

一緒に持って行ったIXY25isが35mmスタートで狭く感じるんで、果たして僕の目に合った画角はいくつなんでしょうね。

 

 

東院鐘楼

 

 

 

人が少なかったこともあるんでしょうか?

法隆寺のおじさん方が親切だったなあという感想を抱く。

丁寧な案内に、丁寧な言葉遣い。

京都の神社仏閣で、こんな気持ちになったことは一度も無いぞ(笑)

 

 

 

 

 

今度はもう少し夕暮れが早く訪れる季節に行きたいあと思う法隆寺であった。

 

■OLYMPUS PEN-F   ,   M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

 

 

 

 

 

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