新しい靴。
デザインとか色とか、まったくもって僕の趣味ではない(笑)
ただその靴の持つ可能性に心惹かれた。
僕のランニングの参考書はこれ。
この本を読むまでは、ランニングに肩甲骨とか腹筋とかにさほどの重要性を感じていなかった。
目からうろこ、ですw(そして腹筋の衰えを痛感するのだが。)
走りながら、肩甲骨や腹筋、そして着地する際の足裏のポイントなどを意識している。
そうやって半年以上がすぎた。
体重を落としたこともあるが、膝痛がめっきり少なくなった。
走る習慣がなかった頃から、膝痛はしょっちゅう><
それは走り始めてからも変わらずだったが、体幹を意識するようになってからはずいぶんとましになった。
話は変わって、
僕の足幅は広い。そして、甲が高い。
これがやっかいで、
アシックスのシューズで走った、ハーフマラソンは2回とも足の爪が死んだ。
普段のランニングでも、時折足がしびれることがあって、靴が合わないのかと考えていた。
その時にふと知ったのがアルトラのシューズ。
以下、HPより借用。
なぜ、今新しいシューズが必要なのか? |
現在、沢山のシューズブランドが存在している状況の中、今でさえどのシューズを選んで良いか迷ってしまうのに、また新しいシューズブランドなんて本当に必要なのか?これは私が「ALTRA」を始める前に頭の中に浮かんで来た大きな疑問でした。元アメリカ代表の長距離ランナーという経験と、ランニングショップのマネージャーという立場から、様々なメジャーなシューズメーカーに「自然な状態」で「ヒールストライクを軽減出来る」シューズを作ってほしいと長年懇願し続けて来ましたが、残念ながら満足の行くシューズに出会えませんでした。 ヒール部分を削り、「ゼロドロップ」状態に改造したシューズをいくつも試し、それをランナー達に薦め始めてしばらくすると、障害を抱えたランナーやランニングをあきらめていたユーザー達から明らかな改善が見られるようになり「ZERO DROP」のプロトタイプを作成する事になりました。 その後、間もなくして「Born To Run」という本が全米で大ヒットして、ベアフットランニングが人々に知れ渡る様になったのです。 |
ヒールストライクを回避するシューズを作りたい |
私の父は学生時代にアメリカンフットボールで膝を故障してしまい。医師からは「もう二度と走る事は出来ないだろう。」と言われていました。その後、父は独学で膝に衝撃のかからない走り方を学び「ヒールストライク」のしない走り方を実践するようになりました。それを続ける事でだんだんと走れるようになり、メジャーなマラソン大会で入賞出来るほどまでになりました。そして現在はシューズの専門家としてロッキーマウンテンにランニングショップを持っています。 ランニングショップをオープンしてから20年経ちますが未だに運動学的に自然で「正しい」シューズは存在せず、クライアントに対して最適なシューズを提供する事が出来ないでいました。 我々は沢山のリサーチをし、その結果「自然な体の動き」を実現させるために「ヒールストライク」を最小限に抑える靴にたどり着きました。 |
コンセプトは「自然な走り方」ができる究極のシューズ |
その後、様々なエキスパート達と共に試行錯誤を繰り返し、我々の熱意が一つのシューズ「ALTRA Zero Drop シューズ」を作り出しました。ここまでくるのに沢山の困難を乗り越えなくては行けませんでした。その中でも常にブレる事の無いコンセプトとして「自然の走り方」を実現させるためのシューズ作りを持ち続けていました。 我々は今後もその熱意を持ち続け、走る事の楽しみを伝えて行きたいと思っています。 |
惹かれたポイントは、2つ
1.足幅の広さ
2.足の指が動かせる
賭ける気持ちで買ったのが、INSTINCT2.0というロード向きのシューズだった。
最初は違和感を感じながら走り出した。
踵で着地をしないことがこれほど違和感となるのか?
不思議だった。
自然と前傾にならざるを得ないし、参考書のランニングフォームがすんなりとイメージできた。
3月のハーフは、アシックスのランニングシューズで足の爪をやられた。
11月のハーフは、アシックスのトレランシューズで足の爪をやられた。
残る靴は、モントレイルのマゾヒストのみ。
11月のレースはこれで出る予定だった。
しかし、御池岳の下りで足の爪をやられた…
そのうえ下り道はずっと足先が痛かった…
こんな状態でレースなんて、とてもじゃないが無理。
当然頭に浮かんだのは、手に入れたばかりのアルトラのシューズ。
ただこのソールでトレイルは厳しい…
そして手に入れたのが、ローンピーク。
結果からいうと、大正解だった。
これまでの靴以上に、靴の中で足は動く。
しかしそれは痛みに直結するような『動く』ではない。
なにより、下りで足の指先のグリップが効くということがめちゃ新鮮で、楽しかった。
たまに後体重になったときや、踵で着地してしまったとき以外はスリップには無縁。
家に帰ってから、持っていた他のシューズは処分したり、靴箱の奥深くにしまったりした。
そう、アルトラを履き続けることを決めた。
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