カメラ類の断捨離を進めていくと、富士フイルムのX100Ⅵに行きついたから買いました

FUJIFILM X100Ⅵ

 

発表された時は、正直さほど欲しいとは思っていなかった。

(それでも初回抽選には申し込んだけれど…w)

 

しかし、加齢によって少しずつ物を減らしていこうという行動に弾みがつき始めるとともに欲しい気持ちが強くなっていく。

”服”、”キャンプ道具”、”本”ときたら、残るはカメラだった。

 

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物を減らすのに欲しいとはなんぞ?

 

 

どうしてか?

今回のX100Ⅵならば、今の機材を大胆に入替できるんじゃなかろうか。

そう思ったのだ。

そう思った、主な理由は二つある。

 

1.有効画素数が4020万画素になったこと。

X100シリーズは、基本(フルサイズ換算で)35mmの画角。

デジタルコンバーター機能を使うことで、50mm、70mmの撮影ができる。

今回画素数がアップしたことで、50mmで撮影しても約2000万画素で撮影が可能になった、つまり35mmと50mm(70mm)のレンズを使い分けることとあまり変わらないのでは?と考えた。

 

2.手振れ補正がついたこと。

画素数が増えたことで、微ぶれに気をつけないといけないだろうし、手振れ量産型の僕には必須機能のひとつだ。

 

この春から、

オールドコンデジはすべて手放した。

フィルムカメラも、それまでの3台を”PENTAX17”だけにした。

後は、デジタルカメラのどれを残すか?だった。

 

①SONY RX100M7

②LUMIX GX7

③LUMIX S5

④SIGMA fp

 

この中で絶対に必要だと思っているのは、RX100M7のみ。

あまりにも万能すぎて、面白み(趣味性)がないだけだ。

つまり、「保有欲」「趣味性」「性能盛り沢山」と言った理由で持っている残り3台を、今回のX100Ⅵとなら入れ替えできる気がしたんだ。

 

・・

・・・

・・・・

しかし、X100Ⅵは簡単に買えないままだった。

プレミア価格を承知なら買うことはできるが、さすがにそこまでの気持ちにはなれなくて。

ヨドバシカメラ、カメラのキタムラ、軒並み抽選は外れる。

忘れた頃に突如やってくるマップカメラのLINE限定販売も速攻完売。

 

さて、8月にも行われた”カメラのキタムラ”の抽選にも外れて、失意の夏は暑い…

そんな暑くて外出する気にもなれなかったある休日の午後、スマホを弄っていると、マップカメラのLINE通知が届いた。

『X100Ⅵブラック限定販売』の文字。

慌ててタップすれば、『在庫あり』の表示が。

カートに入れて、交換商品を入力して、あとは『注文する』ボタンを押す段階で悩んだ。

 

本当にいいのか?

 

おまえは、X100SもX100Fも、なんならX100Ⅴも手放した男だぞ

 

 

実は2回、カートから削除した。

 

それでも『在庫あり』のままだった。

『完売』に変わっていたら、諦められたのに。

いや、たぶん諦めではなくきっと後悔するはずだ。

3度目のカートでようやく覚悟を決めた。

 

X100Ⅵがやって来た!

先取交換で売却を決めた機材の発送と入れ替わりにやってきたX100Ⅵ(ブラック以外欲しくなかった)

箱の大きさの割には中身はほぼ空気という、付属品の減少には思わず苦笑いが出てしまう。

 

 

 

 

レンズキャップとレンズフードに関すること

実は、X100シリーズのレンズ周りに密かなストレスを感じているのだ。

それは決してレンズの性能云々の話しではない。

X100シリーズの魅力のひとつが、その外観にあることは間違いないところだろう。

僕も実際そうだから。

「レンズキャップかっこよすぎて、持ち出したくない」(傷が付くのが嫌!)

「みんなカッコいいフード付けてるよな」(見た目は大事)

なんでも見た目から入るんだから!

僕もこれまでのX100にはレンズフードを漏れなく付けてきた。

ところが、見た目のカッコよさが上乗せされる一方で、確実に悪くなる携帯性。

コンデジなのにバッグの中の存在感はミラーレス並みなのが、すこし嫌だった。

だから今回は、レンズフードではなくて、レンズプロテクターにした。

あくまでもレンズキャップを持ち出す気が無さそうね

 

 

 

 

フィルタを付けたままレンズキャップを被せることもできる。

 

で、結局カメラ事情はどうなった?

フイルムカメラがあって、RX100M7があって、それ以上にカメラが必要だったのか?

そう問われると、苦しい答えしか出やしない。

それほどRX100M7は良いカメラだと思う。

僕がカメラを必要とする範疇で、センサーサイズが小さいとか、接写が弱いとか、そんなことは関係なくて必要十分なカメラがRX100M7。

RX100M7以外のデジタルカメラをすべて手放すことができなかったのは例えば、

「写欲が落ちた時のテンションをあげるために必要!」

とか、

「持ってるだけで満たされる!」

そんな贅沢のためだとわかっちゃいるのと、RX100M7だけでやりきる勇気が無いからとも自覚している。

 

フルサイズ2機種と入替でAPS-Cのコンデジ1台にモノを減らすことができたやん、自分に甘い言い訳をしてみるw

 

そんなわけで、2024年8月現在のカメラ事情は

①PENTAX17

②RX100M7

そして、

③X100Ⅵ、の3台体制。

 

あと今回下取りの値段が付かなかったので、GX7はボディのみとりあえず置いてある。

メルカリに出品するかどうかも当面保留かなあ。

 

 

 

 

 

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