山用カメラとしてのGRⅢってどうなのか?少し考えてみた。

今回の六甲山に持っていったカメラは、GRⅢだけ。

山登り記録 芦屋川~風吹岩~六甲山頂~有馬温泉
このブログのプロフィールのところにも書いてますが、ホントタイトル詐欺と言われても仕方がないぐらい山に行ってません。 流石にこのままではまずいので、山に行ってきました。 ■2019年10月5日 ■六甲山 (阪急芦屋川~六甲山頂~有馬...

X-H1を持っていかなかった理由は、主に次の4点。
1.今回のルートは2回目で、大きく展望が開ける場所が多くあるわけでもないことを知っていたから。
2.撮りたくなる稜線や山景がないから。
3.また今回は多少手を使って登らないといけない場所があるだけに、X-H1をぶら下げて歩けない。つまりザックの中に入れておく必要がある。つまり、カメラを取り出す作業が面倒だ。
4.雨が降らない予報だったから。

GRⅢは、サコッシュ(Ogawandの腹巻きサコッシュ)に入れて登ったのだが、サコッシュ自体が非常に優秀だから取り出すことも早いうえに、GRⅢの起動の早さも相まって撮ることをストレスに感じない。

山用カメラに求めることって何だ?

ブログ用の記録写真プラスαとしての使い方なら、GRⅢで十分に満足できる気がする。
今回の山行き記録の記事に載せた写真は、lightroomに取り込んだJpegを露出だけ調整したものだし。
またFUJIFILMと違って、GRⅢのRAWデータは、lightroomでのレタッチ耐性が強いと感じているので、Jpegが失敗してもあまり問題と思わない。
(逆に、FUJIFILMのRAWデータには不満たらたらだから、Jpegで完結できるよう試行錯誤中だ)

では、山行き用カメラとしてのGRⅢの問題って何だろう?

1.防水、防塵でないこと
2.寒い時期の電池問題
3.画角
4.ノーファインダー

僕にとって、主だった部分はこの4つかなあ。

防水防塵でないこと。これはもうどうしようもないことなので割り切るしかない。
いわゆる厳冬期に高い山に行くこともあまり考えていないので、電池問題もさほど問題ではないか。
あとは画角。
GRⅢの焦点距離は28mm。クロップ機能で35mmと50mmまで対応できる。
いわゆる広角と望遠域だけが問題になる。
だけど、これも結局、行く山と目的でカメラを選べばいいだけだ(←これを言ってしまうと検討も必要ないことになるのだが)

反対に山行き用カメラとしてのGRⅢの利点はどうか?
1.小さい、軽い
2.手振れ補正
3.マクロ対応
4.NDフィルター内蔵

登山において、軽さは正義だと思う部分が多々あるので、コンパクトさはありがたい。
片手でサクッと撮る機会が多いので、手振れ補正も助かる。
ワンプッシュでマクロを撮れるのは便利だ。
日の出や渓谷を撮るときにNDフィルターは必要だろう。

おお、こうやって考えをまとめていると、GRⅢってすごいカメラやなあ。
だから、なんだかんだ言っても、山用カメラとしてのGRⅢは十分考えられる選択肢だわ。

この2枚は、RAWデータをlightroomで調整したものです。

 

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