RX100M7と行く｜『乗りつぶし』三重県を南から北へその1

■2025年1月25日
■目的
①JR参宮線（鳥羽~多気間）とJR紀勢本線（松阪~亀山間）の未乗区間を乗りつぶし
②伊勢鉄道とか四日市あすなろう鉄道とかも乗ろう！

根っからの貧乏性が災いして、欲張った行程を組みがちになってしまう。
それはなにも、『乗り鉄』の旅に限った話ではないのだが。
そもそもが鉄道を使った『旅』を始めようとしたのが始まりだったのに、いつの間にか旅の記録の手段だった「駅メモ！」の新駅獲得や「乗りつぶしオンライン」に記録を増やすことが目的に変わりつつあるなあと今回痛切に感じてしまった。
”鳥羽までいったのに、海を眺める時間を取らない”
”伊勢神宮行けたんじゃない？”
少し本末転倒になりつつあって、結果それはこの先の『乗り鉄』が長続きしない要因になりかねない。
この反省は次に生かしたいと思っている。

さて反省はさておき、今回も早朝からの移動だったけれど、
・夜明け前の風景を車窓から眺めることができる贅沢。
・最近まとまった読書時間が取れなかった分、電車の中で1冊読み切ることができた幸せ。
・新調したRX100M7はやはり旅カメラにぴったりだと再認識できたこと。

そんな幾つかの、ささやかな喜びを大事にしつつ、『乗り鉄』旅を続けていこう。

参宮線（さんぐうせん）は、三重県多気郡多気町の多気駅から鳥羽市の鳥羽駅に至る東海旅客鉄道（JR東海）の鉄道路線（地方交通線）である。
「参宮線」とあるように、伊勢神宮への参詣路線として建設された路線である。1893年（明治26年）から1911年（明治44年）にかけて開業した^[2]。現在の参宮線は紀勢本線の多気駅から分岐しているが、もともと亀山駅 – 鳥羽駅間が参宮線とされ、紀勢本線が全通した1959年に参宮線は多気駅 – 鳥羽駅間に変更された

三重県のJRはICOCAが使えないエリアが多い。
大阪から三重への足には近鉄電車が便利なんだが、近鉄電車からJRへの乗り換えは少し慎重にならざるを得ない。特に改札が共有されている駅は。
鳥羽駅に降り立った時も真っ先に頭に浮かんだのはそのことだった。
幸い、近鉄鳥羽駅とJR鳥羽駅は隣接しているものの、改札は別だったので杞憂に終わったんだが。

JR参宮線、始発の鳥羽駅こそ閑散としていてローカル線っぽい雰囲気が漂っていたけれど、停車駅ごとに車内は混み始めてきた。
「快速みえ」号だったからかしら。

鳥羽駅から乗り込み、紀勢本線と合流する多気駅を経由して津駅で途中下車。
ここからは、まだ未乗区間だった”津ー亀山間”に乗車。