おかえり、FUJIFILM! X100Sのお話し

ほぼ1年ぶりにカメラを買った。中古だけどね。でも中古でもかなりいいお値段。

FUJIFILM X100S

2019年の暮れに、Xマウントのミラーレスを手放して、去年最後まで残していたコンデジX30も手放してからもう手にすることはないかもしれない。そう思っていたFUJIFILMのカメラが再び僕のところに戻ってきた。

 

ところで最近Notionを使い始めた。

欲しいものリストみたいなものを作っていてその中には、カメラがなんと3つも入っています。

・オリンパス PEN-F

・ソニー α7c

・富士フイルム X-S10  (欲しいもの順)

 

どうしても必要に迫られているわけではないし、まあ、単に飾っている感が強い。画像見ながらニヤニヤしてる時間が楽しいだけ。

 

X100Sがずっと欲しかった ブラック限定で

 

今、この時期にFUJIFILMの100Sと言えば、99%の人が思い浮かべるのは、先日発表されたばかりのGFX100Sであろう。中判デジタルカメラで、画素数は1億を超えるモンスターマシンのことを。

でも残り1%の中に入る僕にとっての100Sは、X100Sしかない。

X100Fを一時持っていたこともあったけれど、X100Sをずっとほしいと思っていた。

欲しいと思ったきっかけは、いつものようにPHOTOYODOBASHIのせい。

もちろん今は新品を手にすることはできないので、当然中古品を探すことになる。”中古を買うならマップカメラ”と僕のDNAに刷り込まれているので、入荷お知らせメールにX100Sを登録していた。

それは、X100Fを手放した後も、そしてミラーレスを含めたXシリーズからサヨナラした後も。

 

ところでX100Sって、基本シルバーカラーのみが販売されたカメラでした。

こういうやつね。

どうもこのシルバーが苦手で。

X‐Eシリーズでシルバーを持っていた時期もあったけれど、なんか合わなかったんだよねえ。だからできる限りブラックのカメラのみ買うようにしている。ブラックがない機種は買わない!くらいの潔さ。

そしてX100Sには『ブラックエディション』なるものが販売されていました。

それも限定数1000台。

X100シリーズの魅力のひとつって、そのノスタルジックなスタイルにあると思うの。

黒いカメラを偏愛する立場からすれば、この『ブラックエディション』が欲しいわけ。いや、『ブラックエディション』しか欲しくない。

ずっとそう思っていた。

マップカメラさんからの入荷お知らせメールはシルバーのみで、もはや手に入ることはないだろう。そう思ったのでいつしか、お知らせメールの対象からX100Sを外した

 

月日は過ぎて、2021年1月31日の午後。

緊急事態宣言下の大阪で僕は家にいた。

そのきっかけが何だったのかはさっぱりと忘れてしまったけれど、とにかくマップカメラさんで『X100S』を検索したのでした。

すると在ったんですよ。1台。それも『ブラックエディション』が。

本当に何がきっかけで検索したのかは覚えてなくて、今思えばそうまさに「虫の知らせ」。(今この場所でこの言葉の使い方が正しいかどうかは詮索しないでほしい)

お金の工面などすべて後回しで、ポチったのは言うまでもない…

 

 

X100Sって、どんなカメラなの?

■主なスペック

  FUJIFILM X100S
有効画素数 1630万画素
センサー APS-C  X-Trans CMOSⅡ
焦点距離 35mm (35㎜判換算)
解放F値 F2
絞り F2~F16
最短撮影距離 標準時 約50cm  マクロ時 約10cm
撮影感度 ISO200~ISO6400
露出補正 -2.0EV~+2.0EV
ファインダー ハイブリッドビューファインダー(光学式・電子式)
液晶モニター 2.8型 約46万ドット
大きさ / 重さ 126.5×74.4×53.9mm / 約445g(バッテリー、カード含む)

 

発売が2013年、つまり8年前のカメラ。スペック云々を語るために今頃買うカメラではありません。

ちなみに今所有しているカメラ、α7sが2014年でGRⅢが2019年なので一番型の古いカメラを買ったことになる。

そしてFUJIFILMのカメラと言えばフィルムシミュレーションですが、搭載されているのは10種類のモード。

『Velvia/PROVIA/ASTIA/PRO Neg. Std/PRO Neg. Hiと、3種類のフィルター効果(Yeフィルター、Rフィルター、Gフィルター)を使ったモノクロ撮影』

人気の高い、クラシッククロームやACROS(アクロス)は搭載されていないけれど、もともとクラシッククロームはそれほど好きでなかったのでさほどの残念さはありません。

FUJIFILMのカメラで好きだったX-E2と、イメージセンサーと画像エンジンは同じ。(発売はほんの少しX100Sが早い)だから出てくる画像は想像できるし、AFが遅いことも重々承知(笑)。(そのうえに、ジージーと少し煩いことも承知してる)

 

一応初期設定では、RAW+Fineにしている。

だけど、次にFUJIFILMのカメラを持つ機会があれば、Jpeg専用で使いたいと思っていた。

さほど多くないフィルムシミュレーションだからこそ、今度こそRAW現像に逃げないできちんと向かいあいたい。

 

 

X100Sの外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使い分けどうする?

 

このカメラが、街角スナップに向いていないことははっきりしている。GRに比べて重いし、大きいし。AFだって遅い。

だからといって、α7sの代わりにもならない。

おそらく保湿庫に入っている時間が長いんだろうなあということも簡単に想像がつく。

しかし、

贅沢な保有欲を満たしてくれるカメラであることは間違いない。

 

α7sのサブ?

GRのサブ?

う~ん、違うなあ。

持っていくカメラは1台だけ、「写真よりも時間を楽しむ」そんな旅のカメラとしてなら、ぴったりのカメラじゃないだろうか。

まあ、問題はそんな旅にいつ出かけることができるのか?

 

 

 

 

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