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4月に買った本

買った本のタイトル 写真左から
①ムック本 RICOH GRⅢ
②引き算のデザイン
③旅とカメラと私
④日本人の勝算
⑤葉桜の日
 ③と⑤は中古本を購入しました

◎GR関連 ①と③
 
写真集代わりに購入。
ムック本については、取説よりも操作方法が視覚的でわかり易い。
GRⅢは、どうしてもAFが遅く感じるので、スナップモード+フルプレスを基本として使っている。
その場合、焦点距離の設定をどうするか?どうすれば早く切り替えられるかが今の最大の悩みどころ。
この本に、F8、焦点距離5mでほぼパンフォーカスと書いてあったが本当だろうか。
「旅とカメラと私」
掲載の大部分がGRXだったので、あまり参考にはならない。
ただ、どうもGR系の写真っていちように暗い写真ばかり載せてくるんだけど、なぜ?
もっとハイキーに弾けた写真を見てみたいなあ。
自分が撮ればいい話w
 

 
 
◎ブログの参考になれば ②
 
これは完全に買い間違い。
ブログデザインに特化したマニュアル本だと思っていた。
人のレビューはちゃんと読んで理解しましょう。
ずいぶんと高い買い物になってしまった…
ただ、最近『白』の奥深さに気づいたので、見ていて楽しいと少し負け惜しみを言ってみる。
 

 
◎ビジネス系 ④
 
僕はこの国の将来については悲観的だ。
十数年先の僕も含めて高齢者層が多くなる国に明るい未来なんぞあるわけがない。
自分の子供たちのことを思うと何とかしないといけないんだろうが、正直僕の力では二人の子供たちの未来を案ずることぐらいしかできない。
 
まだ全部読み切っていないので、どういう結論を導き出しているのかは不明だが、およそ半分読んでの感想だ。
先進国の中でも指折りの人口減ペースが進む日本。
人口減イコール国力の低下になるわけなんだが、それを乗り越えるには内需より外需。
外需力を高めるためには、生産性を上げなきゃいけない。
人口が減る以上、労働力の集約を図るには中小企業をつぶして大企業にまとめるべき。
そんな内容をデータや論文を駆使して説明してくれてる。
中小企業を云々のくだりは今一つ納得しかねるが、理論的にはまあ納得できる。
企業が衰退すれば、当然税収が減る。
税収が減るということは、当然社会保険サービス等に跳ね返るわけで、それを防ごうとすれば今の政治システムから変えないといけない。
ただそこまで聡明な政治家は見当たらないし、国民の選挙姿勢が変わらない限り(利益誘導ではなく国を導く者を選ぶ選挙)、聡明な政治家は出てこないだろうし、結局何も変わらないまま衰退しちゃうんだろうなあと思っている。
 

 
◎小説 ⑤
 
これは少し語りたい(笑)
 
桜を美しいと思うようになったのは、ずいぶん最近のことだ。
それも若葉の緑が、ソメイヨシノのうすいピンク色に映えるのを意識しだしてから。
そっか、これが葉桜なのかぁ
 
葉桜という言葉を知ったのは、この本のおかげ。
この本を初めて買ったのは、もっともっと遥か昔のことで、そう、単行本で出たばかりの頃だ。残念ながら当時の僕は桜を愛でる美意識なんぞあまり持ち合わせていなくて、ただ桜=花見、その程度の認識しかなかった。そして、この本を手放したのもまたずいぶん昔のこと。
しかしここ数年、桜を楽しみにする自分がいて、さっき書いたように葉桜の美しさにも気づいた。
だから毎年春になると、「葉桜」という単語が頭の中に浮かんで、そしてその後に決まってこの本のことを思い出すのが春の恒例となっていた。
さらに今年は思い出すだけでなく、もう一度読んでみようと決めたのだ。
 

鷺沢 萠

「スタイリッシュキッズ」
 
これが彼女の作品の中で初めて読んだ本だ。
今振り返ると、あらかじめ鷺沢萠という作家を知っていてこの本を選んだのか?
それともこの本を読んで鷺沢萠を知ったのか?
まったく覚えていない。
もう30年も前のことだから。
 
読む人がお話しに何を求めるのかで、小説家への評価は分かれる。
 
鷺沢萠のお話しは、どちらかといえば淡々とした時間の中で進んでいく物が多い。
だけど繊細に、丁寧に、そこまで掘り下げますか?
そう思わせる手法で、ありふれた日常の機微を描いていく。
下手したら、単に退屈なストーリー展開になりかねないところを上手く切り抜けていく。
そのあたりのバランスが好きだった。
当時の僕はまだ20代前半で、その僕のたったひとつしか違わない子がこんな大人びた文章を書くんだ!ということに軽い衝撃、いや嫉妬を覚えたのだ。
まぁ、嫉妬いう言葉は非常におこがましいけれど。
 
かと思えば、エッセイで見せる彼女自身のお間抜けなところなんかは、本当に同一人物なのか疑ってしまうし、そのギャップがまた魅力になっていた。
いや、むしろ彼女の文才を知るにはエッセイから読む方がいいかもしれない。
 

葉桜の日

彼女の作品には、煙草、クルマ、お酒が欠かせないと思っている。
書かれた当時からもう30年近くが過ぎた今、飲酒運転とか、どこでもタバコを吸える設定とかはありえないわけで。
だからもうそのあたりは昔はこうだったよね、で流すしかない。
 
本作のストーリーを簡単に言えば、どういう経緯か不明だが、自分を育ててくれた恩人が実は本当の母親だった。
要はそれだけのことなんだけど、読ませてしまうんだなぁ。
 
スタイリッシュキッズの主人公もそうだけど、彼女の作品には男の子が大人になるあたりの気持ちの変化や心理を巧みに描く作品が多い。
本作は、幼少の頃から親がいないことに折り合いをつけてきた主人公が、事実を知った瞬間はさすがに動揺するものの、そこでも折り合いをつけてゆく。
もちろんそこは、独りの力で折り合えるわけではなく、彼が周りの大人たちとそれまでに築いてきた関係性が大きく影響を与えるのだが、そのあたりの描写が彼女は本当に上手い。
最後に、
惜しまれるのはもう彼女の(新しい)作品を読むことができなくなったことだ。
何故自ら命を絶ったのかはわからないけれど、今のこの時代を彼女ならどう描いていたんだろうか?
それを知ることができないのが悲しい。
 

 

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