少し前、「モノ撮り」をした際に、いつものオートフォーカスでは思ったところにピントが来なかったから、マニュアルフォーカスに変更して撮影をしました。
今回の記事は、変更を元に戻さなかったために、せっかく遠征したにもかかわらず、間抜けな写真を量産してしまった情けないお話になります。
Nikon、Panasonic、FUJIFILM、Canon、PENTAX。
これは、今僕が所有しているミラーレスやコンデジのカメラメーカー。
各社それぞれ使い勝手(特にメニュー操作)は違います。
むしろ違いすぎて、覚えきれていない。
ファンクションボタンは特に把握できていないのが現状です。
かつて夢中になっていたキャンプの道具も「使いこなす」ほどに使いこまないままに終わってしまったものがたくさんあって、同じことをカメラにも行っているよなあとわかってはいます。
道具を使いこなす、カッコイイ大人になりたかった…
前置きはこの程度にして。
先週久しぶりの出張があって、解放されたのが15時すぎ。
場所は、川を超えれば東京都、という埼玉県の某市。
出張カバンにカメラを放り込んできた僕はその時間から鎌倉へ向かう暴挙を企てた。
埼玉ではまだ晴れ間が広がっていたのに、東京、神奈川と移動するごとに曇り空が濃くなっていった。
初めての、江ノ電。
しかし、長谷駅を降りた時にはもう辺りは真っ暗だった。
夕暮れの江の島は絶対に間に合わないと思っていたので、せめて由比ヶ浜で夕焼けを!
そんな気持ちで大阪を出てきたんですけどね。
分厚い雲で暗闇の海しか見えなかった…
そう、すでに真っ暗だったんです。
だから、マニュアルフォーカスになったままというカメラに全く気づけずにいた。
カメラは、Panasonic G100。
レンズは、久しぶりのLEICA DG SUMMILUX 15mm。
オートフォーカスの反応が遅いなと思ったものの、15mmが久しぶりすぎて、このレンズってオートフォーカスこんなに遅かったけ?と古いレンズのせいにしてしまう情けなさよ。
同じく持ってきていた、9mmと併用しながらだったこともあって全く設定に気づけずにいた。
結局、暗い海辺に見切りをつけて、そこから再び鎌倉駅へ移動して、帰りの新幹線の時間を気にしつつせめてもの鶴岡八幡宮での参拝を終える頃にようやくマニュアルフォーカスになっていたことに気づいた。
そして気づいたけれど、オートフォーカスに戻すメニュー操作にしばし戸惑うというオチまでさらについてしまった。
盛大なため息をついて鎌倉を後にした…
けして、カメラやレンズのせいでは全くなくて、完全に自己責任。
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