X100S購入後の写真を幾枚か。
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自転車さんぽにはちょうどいい
休みの日には、朝ご飯を食べに自転車に乗って行きます。
目的のお店の開店時間のだいたい1時間前に家を出て、自転車でポタポタ、カメラでパチリパチリと散歩しつつお店に向かうのがルーティーン。
ポケットにはGRⅢ、そしてバッグにはX100S。こんな組み合わせ。
購入記では、あまり持ち歩かないかもなんて書きましたが、実際に出番が減ったのは圧倒的にα7sでした。もちろん新しく買ったからという利点はあるでしょうけど。
さんぽログとしての機能だけを求めるなら、JPEG完結がありがたいです。そういう点では、FUJIFILMのフィルムシミュレーションはいいよねえ。X100Sのフィルムシミュレーションは最新のカメラと比較するととても貧弱だけど。ただ貧弱だからこそ、ひとつひとつをいろいろ試そうと思えるわけ(←負け惜しみ)
ASTIAの作例
ASTIAで撮るときの基本設定は、カラー:+1、ハイライトトーン・シャドウトーン:‐1、シャープネス:+1、ダイナミックレンジ:400%、ホワイトバランス:K(色温度4300)、露出:都度調整にしています。
PROVIAの作例
PROVIAで撮るときの基本設定は、カラー:+1、ハイライトトーン・シャドウトーン:‐2、シャープネス:+1、ダイナミックレンジ:200%、ホワイトバランス、露出:都度調整にしています。
X100Sって、実際どうなの?
中古でしか買えないカメラの良い所悪い所をつらつらと述べたところで今更感満載なわけですが。
もしかしたら、購入を検討してる人がたまたまこれを見る機会があったらというスタンスで、あらかじめ納得しといたほうがいいよというポイントをいくつか。
起動時間は遅いです
どうしても一緒に持ち歩く機会も多い、GRⅢと比べてしまうから余計にそう思うんだろうけど。GRⅢが速すぎるんだよね(約0.8秒)。まあ、α7sも遅いから僕は慣れてるけれど、スナップシューターとしての役割を持たせるのはやめたほうがいいです。
オートフォーカスは基本迷う
X100Sが発売されたころ、FUJIFILMはAFの進歩を謳ってました。
『世界最速0.08秒の高速AFであらゆるシャッターチャンスを逃さない!』
そもそもコンパクトカメラで、高速AFってはたして必要なんでしょうか?
X100Sもそうだし、X-E2を使っていた時も感じていたAFの不満は、「ピントの位置がそこじゃない!」という点。
AFの設定エリアがかなり広いから仕方がないのかもしれませんが。
あと、最短撮影距離は標準で50cmなのでテーブルフォト(僕の場合は朝ごはんの写真とか)はマクロモードに切り替えたほうがノンストレスです。
それでも使う理由
最大の理由はフィルムシミュレーションの存在です。JPEGで完結したいという気持ちにこたえてくれるのはFUJIFILMのカメラしかない。GRⅢのJPEGをそこまで信用できないから余計にFUJIFILMのカメラを使いたくなる。フィルムシミュレーションの数が少ないけれど、『Fuji X Weekly』というアプリを利用して少しでもバリエーションを増やしてみようと考えています。
あともう一つは操作性。FUJIFILMのカメラの特徴の一つに軍艦部のダイヤル操作がある。僕はこのダイヤル操作が好き。X100Sはシャッタースピードと露出補正しかないのが残念なぐらい。メニューボタンを押して設定を弄るのがあまり好きじゃない。だから、FUJIFILMのカメラでも撮影モードの変更のみダイヤルというカメラがあるけれどあれはあまり好きじゃない。せっかくの独自性を放棄しちゃってるなと感じる。
X-S10が発売されて、フィルムシミュレーションを軍艦部左側ダイヤルで変更できるようになったから「欲しい」と思ったけれど、右側が撮影モードだったので購入意欲が消えた。それぐらいFUJIFILMのカメラには軍艦部のダイヤルにこだわって欲しいなあ。
ところで、Xマウントのミラーレスカメラに戻るのかと聞かれたとしたら?
たぶん、それはないかなあ。
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