フィルムカメラの、TC-1に光線漏れの症状が確認できたのは今年の1月のことでした。
現像をお願いした、京都のフォトラボ『photolabo hibi』さんからの指摘だった。
『写真の左下の同じ個所に、光の漏れがありますよ。
TC-1にはフィルムの確認窓があって、そこからの光じゃないでしょうか?』
そう教えてくれた。
参考のリンク箇所まで貼り付けて。
赤で囲った個所に症状が出ていた。↓
カメラの裏蓋を外すと、確認窓の周囲にモルトが張り付けてある。
僕はかなりの近眼だから、モルトの状態が見えずらい。
そして困ったことに、僕の目にはモルトの状態がさほど悪く見えず、仮に張り替えたとしても現状よりうまく仕上げる自信がない。
つまり僕はかなりの不器用ということだ。
ところで、TC-1の光線漏れの原因として、確認窓以外の箇所もあるようだ。
モルトを全とっかえするのもありだろうが、まず僕がとった行動は、フィルムの確認窓を塞ぐという手だった。
確認窓からの光が入ってこないようにして改善されれば、原因は確認窓周辺のモルトだろうということがわかる。
自宅にあった、黒色のパーマセルテープを確認窓に貼り付けた。
パーマセルテープは、簡単に剝がすことができるうえに1,2回、フィルムを確認するために剝がしたとしても再度貼り付けることは可能だ。
そして、そこから数か月経ってようやくフィルムを現像に出すことができた。
窓を塞ぐという、とても安易な対応ですが、効果はあったようでひと安心。
こういう張替え作業って苦手で、失敗したらそこからテンション下がる自分が予想できるだけに不器用さを克服しないといけません。
確認窓以外からの光線漏れが発症したら、さすがに今度はモルト交換しないといけないでしょう。
それまでに多少指先の訓練をしとかねば。
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