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小原古邨を知ってしまった

久しぶりに本の話を。

小原古邨って、知っていますか?

僕はこの齢になるまで知りませんでした。
もともと日本の美術に興味が無かったから、そのような情報のインプットをしてきませんでした。
それがたまたま今回知ることになったきっかけは、『日経おとなのOFF 2020年 絶対に見逃せない美術展』のKindle版。

この小さな写真にギュッと心を鷲掴みにされてしまいました。

小原古邨をGoogle先生に教えてもらってると、去年は東京で展覧会があったようで、今年行われる山口の萩よりはるかにアクセスが良かったのに惜しいことをしました。

 

さて、木版画の作品を載せているこの本。
素人が漫然と思い浮かべるであろう「版画」のイメージをひっくり返す作品が数多く掲載されている。
小学生のころに授業でやった版画のイメージしか持っていなかった自分には、その凄さを改めて知ってしまった。

絵師・彫師・摺師、そして版元。

その分業制で生み出された作品の凄さ。
そしてこの古邨の作品が実は(海外向けの)お土産用として作られていたんだという事実。
知らないことはまだまだたくさんあります。

そうそう、果たして彼の絵の何に鷲掴みにされたのか?

それは、鳥をはじめとする動物たちの眼。
丸く、愛らしく描かれた眼が印象的だったから。
そして、ストーリー性を感じさせる描写、まるで動画のヒトコマを切り抜いたような描写にときめいてしまった(笑)

是非、一度は古邨の肉筆画を観てみたいものです。

 

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