最初は、S 100mm F2.8 macroだった。
来るべき桜の季節に向かって、マクロレンズが、できれば中望遠のレンズが欲しいと思ったから。そんなタイミングで発売された新しいレンズだ。
世界最小・最軽量の謳い文句
たしかに、フルサイズ対応なのに、298gは軽い!
そのうえ、最短撮影距離は20.4㎝と、寄れる!
良いこと尽くしに思えるレンズに購入意欲は高まった。
しかし、100mm単焦点がはたして必要か?
当然、桜の季節は喜んで持ち出すだろう。でもその後は…?
なんか防湿庫の肥やしになりそうな未来が見えた。
さて、ここから恒例の妄想編w
200mm超える望遠域
今は、RX100M7の200mmが限界の所有構成
野鳥を追いかけるつもりはないけれど、200mmでは雀も鴨も怪しい。せめてもう少しあれば。
電車もホームからの撮影なら、200mmで十分だけど、撮影のバリエーションを増やすためにもせめてもう少しあれば。
つまり、望遠レンズが必要ということだ。
ただあまり大きいレンズを振り回すのは尻込みしちゃうんで、300~400mmをカバーできればいいなあ
LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 | SIGMA 100-400mm F5-6.3 | |
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手振れ補正 | 〇 | 〇 |
防塵防滴 | 〇 | 〇 |
最大径×長さ | 84×148 mm | 86×197.2 mm |
重さ | 790 g | 1135 g |
レンズ構成 | 11群17枚 | 16群22枚 |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 9枚 |
最短撮影距離 | W端:0.54m~、T端:0.74m~ | W:112cm/T:160cm |
Lマウントではこの二つからの選択になる。
やはりフルサイズ対応レンズは重い。それが第一印象。
レンズ構成や絞り羽根枚数にはあまり関心は無くて、むしろ最短撮影距離の方が大事かな。
LUMIXの方が、
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軽い
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少し小さい
-
マクロ撮影できる(最大撮影倍率0.5倍)
ただ、S5に装着するとしたら1,504g…う~んとなる重さ。
これまで望遠域はもっぱらマイクロフォーサーズに頼っていた。
あのシステムの軽さを知ると、1.5kgがめっちゃ重たく感じてしまう。
FUJIFILM X-T3 + XF70-300mmF4-5.6
妄想が始まると、ついFUJIFILMに戻ることを考えてしまう。
この組合せなら、重さは1120g。
1kg超えるけれど、フルサイズ換算で450mmぐらいまで距離が伸びるのは嬉しい。
ただ、どの機種も中古価格が軒並み暴騰しているFUJIFILM。
レンズ合わせると、確実に25万円超える現実に気持ちは萎えるよ。
fpだけ残して、S5を下取りに出す選択もよぎったけれど、そこまでする価値を見出せなかった。
PENTAX KP + DA 55-300mmF4.5-6.3
はたして3度目の出戻りはあるのか?
この組合せは1,145gで、フルサイズ換算460mmまで伸びる。
しかも、お安い。カメラとレンズ合わせても10万円程度。
なんなら、LUMIXのレンズ単体より安い。
僕のカメラ遍歴はPENTAXから始まった。
ミラーレスの便利さに惹かれてPENTAXから離れてしまったけれど、やはり今も気になるカメラメーカーなのは間違いない。
再び光学ファインダーの世界に戻るのも悪くはないよね。
マップカメラの買い物カゴに入れるところまでいったのに、最後決めきれなかったのはなぜなんだろうか。
たぶんそのとき、マップカメラさんの在庫にはシルバーボディしかなかったからとしか思えない。
(いまマップカメラのサイトを見ると、ブラックがある。そう、縁が無かったんだね)
実は約3週間ほどこの妄想を楽しんだ。
そしてその妄想は1周まわって結果、LUMIX S 70-300mmが僕の手元にやってきた。
第一印象は、重い。
S5に取り付けるとさらに重い。
カメラの1.5kgってこんなに重いものだっけ?
油断すると手首痛めますw
しかし、改めて思い返してみると、フルサイズで300mmのレンズを使うのは初めてだと気づいた。
α7sにしても、Z6にしても、せいぜい200mm以下でしたね、たぶん。
届いた日の週末、唯一の休日だった日曜日。
早朝から撮影に行ってきたので、その中から数枚をば。
使ってみて、「300mmってここまで届くんだ!」というのが正直な感想だった。
マイクロフォーサーズで400mm使ったことあるけれど、その時よりも驚きは大きい。
う~ん、なんで?w
1.5kgの重さと引き換えの感動なのは仕方ないのかな。
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