結局2021年は一度も登山に行かないままでした。
そもそも去年の剥離骨折以来、完全にモチベーションを失っている。
完全に骨が引っ付いていない状態なので、山道を歩く恐怖心は消えないままだし。
まあ、でもせめてハイキングっぽいことはしておきたいとかねがね思っておりまして、そしていつも神社仏閣めぐり中心の京都じゃなくてもいいかなあと考え、今回は軽く歩いてみようと企画した。
■2021年12月11日
■JR嵐山嵯峨駅~化野~清滝~高雄
Contents
嵯峨釈迦堂(清涼寺)
JR嵯峨嵐山駅北口から丸太町通りを西に歩いていく。
右手に嵯峨小学校が見えてきた先の信号を右に曲がっていく。(ここを左に行くと嵐山)
その一方通行の突き当たりにあるのが、嵯峨釈迦堂。
早朝だったこともあって、静寂な時間が素晴らしい。
石砂利を歩く音にすら気を使ってしまうほどの静けさがたまらなく良いわけですよ。
化野を抜けて清滝へ
朝の8時台なので、例えば祇王寺とか、あだし野念仏寺も開門していないので静かな道を歩いていく。
清滝トンネルを避けて、軽い峠越えしたのが失敗でしたね。しんどかった…
東海自然歩道を通って、高雄
清滝は愛宕山の登山口になっているので、そこそこ人出がありました。
東海自然歩道の方へ歩いて行くのは僕ぐらい。
地図や標識がたくさんあるのでまず迷わない。
というか、清滝川を遡行していくだけなので迷いようがない。
こういう山を歩いたりする時の楽しみはいくつかあるけれど、そのうちのひとつに新しい道具を使うということがあったりする。今回で言えば、RawLow Mountain Worksの、Bambiという名のリュック。
これは完全に、色目に一目ぼれして購入したまま長きにわたって納戸で眠っていた(笑)。
今回ようやく持ち出してあげることができました。
印象としては割と街中でも使えるかなあと思ったので、もう少し使用頻度を上げていきたい。
ロールトップだから、容量は比較的大きくなるので、カメラ旅にも十分使える。
紅葉のピークも過ぎたし、谷間だから朝の早い時間は陽が差し込まない。
だからかなあ、たまに高雄方面から下ってくる数人とすれ違うぐらいでめちゃくちゃ静か。
この静けさを求めてきたので嬉しい。
それでも少しずつ人が多くなってきたなあと感じれば、そこはもう高雄だ。
神護寺の階段で、心も体も折れて、そのまま帰宅
結論から申し上げますと、正直そこまで段数が多いわけではないです。
ここが一発目なら、多少息が上がる程度の階段。
思いのほか、嵐山から高雄まで歩いた距離がボディブローにように効いていたんでしょう。
山の中にあるお寺は、先般の室生寺同様高低差は付きもの。
おそらく毎日この高低差を上がったり下りたりしているお坊さんは凄いなあと思います。
年に数回訪れる京都ですが、神社仏閣等まだ行きたいと思うところは結構あって、12月に入って改めてGoogleマップにフラッグを立ててました。
今回も、企画の段階では予定は昼前に終わりそうだったので、どこか2,3か所寄れるなあと思っていた。しかし、たまたま来たバスが『JR京都駅』行きだったことで完全に日和ってしまった。
歳を重ねるということは、体力よりも「やる気力」を失うことだと思いつつ、今回の旅は終わった。
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