ワクワクする理由。SIGMA fp

さて、きっとワクワクさせてくれると思い購入した、SIGMA fpの話である。

 

近頃、不穏な空気が僕の身体の中を漂っている。

そのあたりのことは先日noteに書いたのだけれど。

 

不穏な心の動きを一掃するには、写真を撮るに限る。

そう、道具は使ってナンボ。

使い古された言葉で自分に言い聞かせるのだ。

 

”金曜日は、S5を持ってったから、次はfpの番ね”

ここのところ大阪はずっと雨模様だ。

飛び石連休だった日曜日ももれなく朝から雨だった。

しかし多少の雨に動じてはいけない。

 

 

ところで、fpはアスペクト比で21:9を選ぶことができる。

動画を撮らない僕だけど、21:9で撮ればストーリー性を感じられる写真が撮れるんじゃないか。

前日の晩にそんなことを思いついた。

そしてその瞬間、少しだけワクワクした。

 

SIGMA fpに、レンズはS20-60mm。

場所はずいぶんと久しぶりの鶴見緑地公園。

 

 

 

 

 

しとしと降る雨、人間よりもハトやカラスのほうがはるかに多い、静かな公園。

思っていた以上に、21:9が楽しい。

狭い部屋の中を試し撮りする時よりも外で撮るほうがはるかにいい眺めになる、当たり前だけど。

 

 

 

 

 

 

lumix S5で撮った写真でも、lightroomで21:9に切り取ることは可能だ。

しかし撮影の時から、21:9の世界を確認しながらシャッターを押したほうがきっと仕上がり具合はいいはず。

 

 

 

人慣れした鳥が相手だから、fpの唯一(?)の弱点、ローリングの心配はない。

誰かが言っていたけれど、フルサイズFoveonのfpの前に、機械式シャッター搭載のfpを発売してほしいと、僕だって欲しい、そんなfpを。

 

 

 

 

 

 

 

今回載せた写真はすべてRAW現像したもの。

でも当日は、場面ごとにカラーを変えてた。

シネマ、-3とか、フォレストグリーンとか、河津桜にはパウダーブルーとか。

21:9の枠内に、それぞれのカラーが映る背面液晶を見ながらの撮影はとても楽しい。

周りに人がいなかったから遠慮なしにニヤニヤしてた。

 

 

 

 

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